夏だ刺身だ

夏は夏らしく夏じみたことをしてみた。

こいつらと

こいつを

こう!

以下説明。

■イサキ(上写真の真ん中、下写真の上部)


夏は何と言ってもイサキだ。夏のイサキは僕の一番好きな魚だ。
甘みのある脂のあとに、ほんのりと酸味があって、かむごとにしっかりと旨味が出てくる。
歯切れの良い食感と相まってリズム感のある刺身だ。

■イシダイ(上写真の上、下写真の右下)


イシダイも夏に美味い。というか夏の市場でよく見かける。
こいつはとにかく刺身が美味い。
モチモチとした食感に旨味、脂の甘さも感じられる。

■ゴマサバ(中写真、下写真の左下)


ゴマサバの旬は冬と言われているが、そんなの知ったことか!
夏のほうが脂の乗りが少なく、締めサバ に向いていると思う。
マサバより下に見られがちだけど、ゴマサバの方が血合い酸味とえぐ味が効いて
締めサバにするとアクセントが出て美味い。

■ホウボウ(上写真の下)


ホウボウも刺身にしようと思ってたけど、捌いていたら
「俺をフライパンでカリッと焼いたら美味いぜー!」と訴えかけられた。
なので言われたとおりポワレにした。大正解だった。
イサキやイシダイと並べてたら、平凡な刺身で終わってただろう。
状態を見るのは大事だ。