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見当はずれなアドバイスを役立てる方法

アドバイスを文字どおりには受け取らない。これに尽きる。


 料理を食べてもらってアドバイスをもらうと「塩気が足りない!」などとアドバイスをもらうことがある。実際には塩が足りないのではなく、甘味が足りない、とか香りが弱いとか、別の問題があったりする。そういう場合、「塩気がたりない!」というのは見当はずれなアドバイスということになる。ここで「わかってないのに意見するな!」と思っていては、せっかく相手がアドバイスという形でくれた情報を無駄にしてしまう。相手は「料理がいまいち」ということを指摘してくれているんだ。


 そういう「見当はずれなアドバイス」は料理だけではなく、日常の様々な場面で遭遇することになる。仕事、人間関係、ごみの捨て方、、、
アドバイスを聞くときには、適切なアドバイスをするためのステップを意識すべきだ。
それは次の3つのステップだ。
1)問題の存在を指摘する
2)正しい問題点を指摘する
3)問題の正しい解決策を提案する
「見当はずれなアドバイス」は、いずれかのステップでミスをしている。で、実行不可能だったり、無意味だったたり、「見当はずれな解決策」にイライラさせられる。そして「聞く価値なし!」と結論してしまう。

 しかし、多くのアドバイスは上記のステップ1)をクリアしていることが多い。だから、アドバイスを文字どおりに受け取らず、「問題が存在している」という点を受け止めた方が良い。

 また、この3つのステップを意識して相手の言葉を聞いていると、その人がステップのどの段階にあるのかを知ることができる。過去に、アドバイスしてくれた相手がステップ2)をクリアしていた場合、別のアドバイスでも「この人は正しい問題点を指摘している」と考えて聞いた方が効率が良い。解決策が見当はずれでも、アドバイスを聞く価値はあるんだ。

 あと、自分が3つのステップのどの段階にいるのか、意識した方が良いだろう。相手に見当はずれなアドバイスをして「聞く価値なし!」と思われるよりも、ステップに見合った指摘をした方が良いだろう。


 と、いうことを工場で考えていた。外資とかのバリバリな職場でステップ3)をクリアした人ばかり周りにいるなら、こんなこと考える必要はないのだろうなぁ。