ネットしながら飯喰って、何が悪い?

「行儀が悪い!」
「味わえないだろ?」
「理解できない!」
ネットしながら飯喰ってる、という話を周囲の人々にしたところ、色々と罵倒された。
で、それに対して反論した。呆れられた。


彼らが言いたいのは、「ながら食」は良くない、ということらしい。


しかし、「ながら食」以外の食事なんてあり得るのか?
テレビ見ながら食べる、家族団欒しながら食べる、料理がどうやって作られているか考えながら食べる、、、
全部「ながら食」だ。


食事に専念した記憶をたどると、思い当たる食事があった。
飢えて無我夢中で食べる、これだ。高校生の頃の部活帰りの夕食だ。
3合の飯を10分でかっ込む食事は、お世辞にも行儀が良いと言えたものではなかったが。


マウスをいじったりしてるけど、味わってないわけじゃない。むしろ超味わってる。
味噌汁は、昆布と鰹節で作った出汁に、表面を湯通しして雑味を除いた野菜を入れてる。
味噌だって、美味しい生味噌、しかも信州と白味噌を合わせて使っている。
火加減とかその他も注意しているから、圧倒的に華やかな香りの味噌汁ができる。
で、味噌汁うめー、とか言いながらキーボードいじってる。


食事には栄養を取る、という基本的な役割がある。
だが、豊かな食事と言われるのは、むしろ楽しいときを更に楽しくするツールとしての食事だ。
会話しながら、食文化に思いをはせながら、、、
どれも食事は楽しい時間を過ごすための1つの手段にすぎないのだ。
だから、楽しいネットを更に楽しくするために食事をするのは、実に豊かな行為だ。
これからもこの習慣を変えるつもりはない。


というわけで、マウスの球にご飯粒を巻き込むと厄介だ、という話でした。